Urganch

ホレズム現地研修

まずは、忙しいなか、受け入れてくださったGavkhar Matiskubova先生、Dilnoza Mavlonova先生に感謝します。
今回はホレズム州最大の年に1度のお祭り『Qovn sayli』メロン祭りがありウズベキスタン各地からと海外アーティストも出演するイベントと重なってしまいました。
ダンサー達は朝7時に出発し、1時間かけてアルダヒヴァという新しく出来た観光パークに行き、8月の暑いなか11時までと、夜19時からの2回、リハーサルを毎日行っていました。プロのダンサーであっても、練習を熱心に行っていました
タシケントからバホールも参加し、ソリストのAlinaさんも出演されていました。前日には、ウズべキスタンの有名な方々も見に来ていました。私はステージの裏側からと、衣装リハーサルの見学に連れていってもらいました。ダンサー達との交流もあり、本番前について勉強できました。
スタジオではホレズム独特のステップがたくさんあり、それらをマスターする事が必要とされました。先生方も休まず熱心に指導してくださいました。良く踊れるために真剣に3日間アドバイスし続けてくださいました。
質問には丁寧に答えてくださいました。ホラズムスタイルを確立した1人であるGavkhar Matiskubova先生の直接の指導を受け気持ちが引き締まりました。
今回見ていただいた師匠であるGavkhar先生は、ムカラマトゥルグンヴァエワ先生、タマラホヌム先生とともに、ウズベキスタンダンスのホレズムスタイルをまとめ上げた方です。また、ラズギは世界文化遺産にも登録され、Gavkhar先生の著書がユネスコに提出されています。その貴重なホレズムの歴史や謎多き秘密を解き明かした大切な一冊しかない本をいただきました。これを海外の研修生にあげるのは初めてだとのこと。とても光栄に感じました。現在も少しずつ翻訳しています。
皆さんにも私のレッスンでお伝えしていきたいと思います。
また、Dilnoza Mavlonova先生の力強く、とても優雅な踊りを間近で感じる事ができ、たくさんの事を勉強できました。Dilnoza先生にはQovunSayliの前日リハや結婚式にも連れて行っていただきました。結婚式では、先生の準備をお手伝いしながら、いろいろたくさんのお役立ち情報を教えていただきました。

先生方のご指導を日本で伝えられるように、しっかりと研磨していきたいと思います。